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舌象の四要素は、体内の寒・熱・虚・実・潤・燥の状態を反映するものである。
この四要素は我々体の中に常にあり、日常生活や、気候変化、ストレス、病気などの影響でいつも相対的に変化する。
また、この変化は正常な範囲内(四要素は相対的に均等分布)であれば人間は健康状態になり、舌象は主に「淡紅舌・薄白苔」を呈するが、病気にかかった時に四要素の正常バランスが崩れてしまって、顕著に単一要素か、または多要素の混合型で現すこともある。臨床上は、この要素変化を観察して「体質・病気の性質」がわかってくる。
人間は「絶対健康」というものがないと同じように、「絶対正常な舌象」も存在しない。
体内において四要素はいくらバランスが良くても、多少はどちらかの要素が多くあり、これはその人の体質となる。
舌象の四要素は常に生活環境、気候、職場、年齢、ストレス、病気などの影響に応じて変動している。人間は生まれてから永遠に同じ舌象を持つことがないように、身体も永遠に同じ体質を持たない。
中医学舌診上に「正常舌象」は、あくまでも「大抵正常舌象」という意味しかない。舌象四要素はどちらか多いのか、特定しにく場合には、もし病気がなければ、「大抵正常舌象」と判断して良い。
上記十枚舌象の写真は病気のないときに大抵健康な方から撮影した「淡紅舌・薄白苔」、所謂「正常舌象」のもの。一枚一枚写真を比べてみて、それぞれに違うところがありませんか。舌象四要素で分析してみていかがでしよう。
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