灯 盞 花


灯盞花は灯盞細辛と同一植物であり、短葶飛蓬(Erigeron breviscapus(Vant.) Hand.- Mazz.[Aster breuiscapus Vant.]という基原植物の生薬名称のこと。また、短葶飛蓬(灯盞花・灯盞細辛)の和名はエゾムカシヨモギです。


       


雲南原生林の灯盞花

撮影:小林弘和
 
菊科植物の短葶飛蓬(Erigeron breviscapus(Vant.) Hand.- Mazz.[Aster breuiscapus Vant.]
)は一般的に灯盞花、または灯盞細辛と称されています。また、この植物の和名には
エゾムカシヨモギ」と呼びます。

日本も中国も、一般には基原植物「短葶飛蓬」に対してその名前はほとんど使わず(学術研究には例外)、代わりに灯盞花、または灯盞細辛を慣用名称として人々に普通に使われています。


灯盞花の名前由来は、いまより約500年前の滇南本草の書籍に初めて載せています。
滇は、雲南地域の意味で、滇南は雲南省を指します。

灯盞細辛の名前由来は、雲南・貴州の人々は灯盞花は味が辛い、根も細くて漢方生薬の細辛と良く似ているから、灯盞花を灯盞細辛とも呼ばれて、《云南中草薬》の書籍に収載されています。


灯盞花と灯盞細辛は同一植物であり、基原植物は菊科の短葶飛蓬のことで、エゾムカシヨモギ属(約250種の仲間)のひとつです。

灯盞花は主な産地は雲南、四川、貴州省等で、特に云南産の灯盞花は有名で、その収穫量は全国で90%を占めています。

灯盞花と田七人参は、中国雲南省の同じ有名な薬草です。1971年に中国全土で「中草薬運動」が行われ、 “全国中草薬の展覧会”に雲南省文山丘北県の90歳以上の苗族の羅さんが家伝の秘草を公開したと言われました。それは、灯盞花と鶏卵を併せて煎じて食べると、脳病変による後遺症が治るという民間処方でした。

その後、様々な臨床や研究室での研究の結果、灯盞花は脳卒中及び後遺症、脳血栓、心筋梗塞、狭心症などの病気に有効であることがわかりました。

 
 田七人参  
田七人参(別名:金不換)


田七人参の等級としては、市場で12(13)頭、15(16)頭、20頭……無数頭(一番小さいもの)の等級があります。また、この等級によってその値段も違います。

12(13)頭~15(16)頭のものは一般的に(俗称)では10頭根、または大頭根の田七と言われています。

本当の10頭根(10個/500g)もありますが、品数がうすくて流通販売にならないものです。

2000年以前は市場で20頭品があればもう珍しいものでしたが、最近は、12~15頭品までも市場では珍しくないものです。

田七人参は大きいほど人気があるため、栽培業者はできるだけ栽培年数、栽培技術の改良などを努力していることによって、いまの俗称の10頭根がよくある理由のひとつです。また、こういう状況を続ければ、これからは希少な10頭根(10個/500g)もの、またはもっと大型の田七人参を販売するようになるではないでしょうか。



 


田七人参20頭根
 


田七人参15~16頭根
 

田七人参12~13頭根
上記の12個で506g)
 


 石 林


滇 池


伝説の阿詩瑪

   

小林漢方有限会社